投了について

child_syougi01_b_04スポーツの多くはスコアで勝敗が決まります。または審判のジャッジで、勝敗が決まるものもあります。
将棋の場合、プレイヤー自らが相手に頭を下げ負けを宣言しないといけません。将棋は、試合の終わり方が他の競技と比較して、とても厳しいです。
でも敗局を受け入れることが精神力を鍛え、悔しさがバネになって棋力が向上して行くように思います。
心を一定に保つのは大人でも難しいことです。しかし、よりよく生きるために、とても大切な力です。長原こども将棋教室では、技術の習得だけでなく、心の成長につながる指導を行って行きたいと思います。

 

 

 

 

勉強方法

将棋の勉強child_syougi01_b_03は棋書を読む(テレビ、インターネットでの将棋観戦も含めます)棋譜を並べる、将棋を指す、詰将棋を解く、の四通りやり方があります。
初心者におすすめなのは、将棋を指すと詰将棋を解くです。将棋をたくさん指すことで、ただの駒が、それぞれ、どのマス目に力を持ち、どのように連携しているのかが理解できるようになります。この駒の力の可視化(頭の中でのおはなしですが)できるかどうかが、上達における最重要ポイントです。
最近はPCの将棋ソフトやスマホのアプリで、手軽に将棋を楽しめる環境がございます。しかし、実際に、盤駒を使って対局するのが一番です。視覚だけでなく指先から脳へ情報を伝達することが、将棋の知識を定着させる有効な方法になります。

詰将棋は、まずは1手詰に挑戦してみましょう。やさしい問題を多く解くことで読みの力が付き詰み形を覚えることが出来ます。

 

 

 

 

記憶力

child_syougi01_b_04棋士は記憶力の、いい人が多いです。一度かけた電話番号をすべて覚えてしまう人とか、トランプの大貧民というゲームで、カードをすべて覚えて、最終盤、相手の持ち札を正確に当てる人とか、超能力者?と思うような人もいたりします。将棋と記憶力の関係は分かりませんが、高段の棋士は総じて記憶力がいいです。
子どもたちには勝つために努力することを身に着けて欲しいと思います。将棋を好きになること、勝つために工夫することが、集中力、記憶力の向上につながって行くのではないでしょうか。

教室体験のご案内

child_syougi01_b_06長原こども将棋教室では無料の教室体験を受け付けております。ご入会前に教室の雰囲気を感じて頂くのが目的ですが、例えば、入会は出来ないけど将棋を覚えてみたいという、お子様でも大歓迎です。1回、1時間30分の体験受講で、駒の動き、ルール、1手詰まで、ご教授いたします。もちろん、ご入会頂ければ一番嬉しいですが、将棋を覚えて、ご家庭で、ご家族、お友達と将棋で遊んで頂ければ棋士として、とても幸せに思います。
混雑を避けるため、事前のご予約をお願いいたしますが、お気軽に教室体験へ遊びにいらして下さい。

教室オープン

教室初日1child_syougi01_b_044名のかわいい棋士に、ご参加いただきました。心から感謝申し上げます。
皆さん、とても礼儀正しく感心しました。
ご期待にそえるよう、またより良い指導が出来るように、努力して参りたいと思います。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

歩の役割

北島忠雄将棋教室

今回は歩の役割について、お話します。まず歩には壁の役割があります。お城に例えると相手の攻撃から自陣の駒を守る城壁の役割です。そして、ひとたび戦闘が始まると最前線で相手の駒と最初に戦う戦士になります。仲間を守る優しさと敵陣で戦う勇気を持った駒、それが歩兵です。